AmazonのFireHD 10Plus(以下、FireHD)を購入してしばらく経ちました。
タブレットとして買ったのはいいものの、タッチパネル操作だけでは何か物足りなく感じます。
「Fire HDって2in1PCとして使えるんじゃない?」と思ったのがだいたい2か月前で、そのころにいろいろとキーボード付きケースを探しました。
そして今回購入したものが、「ATiC」というメーカーのキーボード付きケースです。
この記事は「ATiC キーボード付きケース」(以下、キーボード付きケース)について紹介とレビューをします。
外観
ケースの外観は以下になります。
ラバーケースでFire HD自体結構軽いタブレットなのですが、装着することで重厚感が増しました。
現に、重量が大体860gと元々のFire HDの重量が468g(Amazon公式)に対しケース重量が400g弱という結構な重さです。
畳むと隙間ができるのですが、この隙間にキーボードが入り込みます。
また、マグネット付きのケースになっていて、持ち運びにとても便利です。
付属のキーボードの外観は以下になります。
キーボードレイアウトはUS配列です。
キーボードのファンクションキーにあたる部分はすべてアイコンになっているので機能がわかりやすそうですね。
接続形態ですがFireHD「10」用ケース付属のキーボードなので、もちろんBluetoothです。
厚みは非常に薄く、これはどう見てもパンタグラフのキーボードですね。
キーボードスイッチについての説明はこちらから
キーボードの重量は185gとケースと比べ、非常に軽量です。
ですが、ケースが結構重いのでFireHD含め1kg超えてしまいました。
充電端子はもちろんMicroUSBです。
しかし、MicroUSBケーブルは付属してきませんでした。
ですので、ない場合は購入する必要があります。
このキーボードはマグネットがついているので、ケースに張り付けて畳むことが可能です。
下の画像のように2in1PCのように使うことができます。
使用感
1か月程度使ってみて感じたこと以下にまとめてみました。
いいと感じたところ
- マグネットがしっかりとしている
- キーボードを使わない場合は手帳型のケースとして使用可能
補足
「マグネットがしっかりとしてる」ことに関しては、前述のとおりケースにキーボードが貼り付けられます。
振り回すと外れてしまいますが、通常使う分にはかなりしっかりと張り付いているので膝上など不安定な場所での操作が可能です。
「キーボードを使わない場合は手帳型のケースとして使用可能」ということに関しては、一部ケースはFire HDをノートPC化するもので、さらにケースが着脱可能です。
しかし、それらのケースはキーボードを取り外すとただのハードケースとなってしまいます。
キーボード付きケースはキーボードとケースが一体化していません。
さらに、ケース自体手帳型となっています。
過去にソフトケースを付けたスマートフォンを落としてバキバキに割った身としては、手帳型は比較的割れる心配は少ないと感じました。
気になったところ
- キーボードの作りが安っぽい
補足
キーボートの作りに関しては、充電端子が未使用状態で若干ねじれていました。
また、キーボード自体が力を加えれば若干たわむところに安っぽさを感じます。
畳んでいる状態でも高いところから落としたら本体とケース重量に負けて壊れそうです。
キーボード付きケースという名の通りキーボードはおまけのような感じがしました。
人によっては気になるところ
- キー配列がJIS配列ではない
- ケースをつけただけで重量が約2倍になる
補足
「キー配列がJIS配列ではない」ことに関しては、一部を除いて国産メーカーのキーボードはJIS配列しかありません。
海外メーカーの日本ブランドでもUS配列はなかったりしますね。
JIS配列とUS配列の違いは記号キーの配列になります。
JIS配列を使い慣れている人はUS配列もとい、英語キーボードを使用する場合は記号キーの位置やローマ字入力の切り替え方に注意が必要です。
「ケースをつけただけで重量が約2倍になる」ことに関しては、先に記載した通りケースのみで400g弱重量が増加します。
何もつけていない状態のFire HDは寝ながら使うには大きすぎますが重量による疲労は少ないです。
ケースをつけただけで「大きい、厚い、重い」と寝ながら使う場合は非常に疲れます。
また、手を滑らせたら1kg弱のものが顔面に落ちてくるので非常に危険ですね。
総評
キーボード付きケースはキーボードはおまけのような作りとなっているので、Fire HDを2in1PCのように使用する分にもケース単体で使う分にも後悔しないものとなっていると感じました。
私が使用している時もキーボードは8割がた使用しないので、壊れないように別の場所に置いています。
実は、もう一つの候補でAmazon公式のFire HD用キーボード付きカバーがありましたが、こちらは「`」キー(JISの半角/全角キー)がなく、US配列を参考にしたJIS配列のような特殊な配列をしていました。
特殊な配列に関しては某格安の殿堂PCにて微妙な思い出があり、またキー配列を覚える必要があります。
その面今回選んだキーボード付きケースは完全にUS配列なので、ほかのUS配列キーボードと同じように使用できるのがこちらを選んだ理由です。
ソフトウェア面で入力に苦戦しましたが、こちらはまた別の記事にて語りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。